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社会福祉士|基礎研修Ⅱ 「理論を言語化する」について解説します。

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社会福祉士|基礎研修Ⅱ|理論を言語化する
コタロー

こんにちは!コタローです。
@kotaro_kaigo_v

基礎研修Ⅱでは、基礎研修Ⅰよりもレポートとe-ラーニングの動画視聴が膨大な量となってきます。

ちなみにeラーニングの動画視聴後には確認テストもあり、8割以上の得点が取れない場合は再テストとなります。

仕事をしながらだと大変な作業となりますので、余裕を持って学習を進めることをオススメします!

今回は、基礎研修Ⅱの実践事例演習Ⅰ「理論を言語化する」の事前課題について解説をさせていただきます。

丸写しは厳禁ですが、レポートを書くにあたり参考になれば幸いです。

この記事を書いた人
  • 介護業界で働き20年
  • 介護職で5回の転職を経験
  • 介護福祉士/社会福祉士/介護支援専門員
  • 主に在宅介護で活動しています
コタローです
目次

事前課題|「理論を言語化する」

社会福祉士|理論を言語化する

事前課題「理論を言語化する」
事前学習資料、ワークブックⅡ掲載の「新 社会福祉援助の共通基盤 第2版」上巻の「社会福祉士がとらえる相談援助」 第4節 社会福祉援助活動の展開過程」を読み、社会福祉士取得を目指している学生に説明をするためのレジュメを作成してください。

コタロー

私がまとめた文章を紹介します。

↓ここから本文です。

基礎研修受講番号:○○○○○○○

氏名:○○ ○○

社会福祉士の援助活動の展開過程

●援助活動の展開過程とは 

社会福祉士という相談援助の専門家として問題の発見から援助開始、終結までに行う過程を細分化・分析し網羅的にまとめたものが援助活動の展開過程です。

①〜⑧の一つひとつの援助項目を実践し、支援のサイクルを回すことでクライエント自身が自立した生活を送れるよう目的と根拠を持った支援へと結びつけることができます。

●理論を言語化する意味

相談援助職は、経験年数やスキルが増えてくるとコツや感覚を頼りに援助を進めがちです。

経験が豊富であること自体は大切なことです。しかし、それでは専門職間や職場内で行われる情報共有の場において相手に伝える力や自身の思考を客観的に整理できず、抽象的なものとなってしまう可能性があります。

①問題の発見

・クライエント自身が問題・課題を認識する

・ソーシャルワーカーなどの専門職が援助のために働きかけを行う

クライエント自身が「生活のしづらさ・困難」などの問題・課題を認識し始めている状態であり、何らかの支援を求めて援助機関を訪ねるところから支援の展開過程が始まります。また、ソーシャルワーカー等の専門職がクライエントがどのような生活課題を抱えているのかを認識し援助のための働きかけをしていく場面になります。

②インテーク

・インテークの目的とは?

・送致(リファー)

受理面接と訳され、クライエントと行う面談を指し、初回やその後も続く面談を表します。クライエントの抱える問題・課題の把握や来談計画を立てて継続した相談関係をもてるよう信頼関係の構築を図る必要があります。インテークで問題状況を把握していく中で自機関よりも適切な支援ができる機関への紹介も重要な役割となります。

③アセスメント

・アセスメントとは?

・アセスメントの必要性

・アセスメントツール

アセスメントは「情報の収集と分析」を行うことであり、クライエントの社会生活上の問題を把握し、環境や今までの生活歴、ストレングス、どのようになりたいか等の情報を聞き取り課題の分析を行います。アセスメントによって導き出された情報をもとにクライエントのウェルビーイングがいかにすれば増強されるかを考える重要な作業です。アセスメントは1回で終わるものではなく、支援の実行後も繰り返し行う必要があります。クライエントとソーシャルワーカーは常に協働作業で行われるものであり、成功と失敗の体験を経ていくことでクライエントの状態も変化するものであり、繰り返しのアセスメントを行うことでよりより生活の実現をすることができます。また、クライエントを取り巻く環境を把握するためエコマップ等を活用することで具体的な支援体制を明確にすることができます。

④支援目標の設定

・支援目標の設定のとは?

・困りごとの解決しないのみでない

クライエントと協働しアセスメントで導き出された情報や生活環境などをもとに社会生活上の問題・課題に対しどのような生活を送りたいかを具体化し目標の設定を行います。目標は、クライエントのみでなく各専門職間での共有もされるものであり具体性を高めておくことで、チームアプローチの促進がされます。目標のレベルは、周囲の環境がどのような状況にあるかによっても形は異なってきます。ただ単に「困ったこと」のみを解決しようとするのではなく、クライエントがどのように生活をしてきて、これからどのように暮らしていきたいと考えているのかという今までの生活歴や内面に関わってくる情報を交えて目標設定を行う必要があります。

⑤支援計画の策定

・計画の策定は目標を細分化する

・ステップを踏むことが重要

具体的な支援目標の設定がされた後は、目標を達成するための方法を明確化し、クライエントや各専門職と共有します。支援目標は長期的な大きな目標をいくつかの中目標・小目標に分割し、どのようなステップを踏み目標を達成できるかを定めていくことが必要であり支援計画が策定される段階でもクライエントとソーシャルワーカーは協働で行うことで自分ごととして目標を達成できるように向き合ってもらうことが大切です。

⑥支援計画の実行

・支援開始の前に注意すること

・情報共有は不可欠

クライエントの直面している困難状況が複雑であれば、支援計画にも社会資源の活用や各専門職との協働なども考慮して実施することで、皆で情報共有し支援体制を整え意思統一ができていることが不可欠です。

⑦モニタリング

・支援の評価と見直し

・再アセスメント

支援計画が実際に動き出し、支援目標が計画した通りに実行できているか、クライエントにどのような効果をもたらしたか?計画は適正であるのか評価・効果測定を行います。計画とクライエントの心身の状態や環境面の変化が行っていることでニーズと支援のミスマッチが起きている場合は再度アセスメントを行い計画・目標の見直しを修正していきます。この評価・効果測定を繰り返し行うことによってソーシャルワークの支援プロセスが循環していきます。

⑧全体評価

・支援の終結

・自己の評価

支援経過の終盤では、クライエントが終結を意識できるように準備を行っていきます。支援計画による目標が達成され、クライエントの抱える生活のしづらさ・困難等が解決できたかの評価をソーシャルワーカーと協働で行います。また、支援終結後のことについても話し合い終結に際して評価を共有していくことも重要です。支援の終結は、クライエントのみならずソーシャルワーカー自身も行った支援について振り返り自己評価を行います。

振り返りの中から様々な課題がみえ、社会資源や制度の活用はできていたのか、支援において工夫をしたことなど全体の支援を通して自己の力量を知る機会にもなります。

以上

○○○○文字

グループ内発表がある

この課題はグループ内で発表を行います。1グループが大体6〜7名になり、その中から2名が発表を行います。

発表時間は1人あたり15分なので、内容を絞らなければ時間が足りません。

発表内容は人により違く、図を使用されている方もいれば題名だけ書いてある簡素なものもあります。

書き方のコツは?

  • ワークブックを読み込み展開過程を把握しておく
  • 正解はないと思うので、自分の考えを書いてOK
  • 相手に説明するつもりで理解を進めていく
コタロー

以上になります。

まとめ

信頼できるケアマネの特徴

今回は、事前課題「理論を言語化する」について解説をさせていただきました。

このレポートはzoom研修で発表用に作成したものなので説明文が長くなっています。

展開過程の項目だけを抜き取り発表時に肉付けをしていくといった流れでレポートを作成する方が効率的に発表できると思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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