こんにちは!コタローです。
(@kotaro_kaigo_v)
12月18日に芥川賞と直木賞のノミネート候補が出揃いましたね。数ヶ月前から読書に興味を持ち始めたので、気になって調べてみました。
私は昔から読書が趣味だけどね笑
えぇ…
いきなり出るんだ。
私も出しなさいよ!
う、うん…
それではいってみましょう!
直木賞とは?
正式な名称は、直木三十五賞(なおきさんじゅうごしょう)といい、略称で直木賞と呼ばれています。
選考は日本文学振興会という公益財団法人が行っています。この法人は、有名な文藝春秋内にあります。
この直木賞という名前の由来は、小説家の直木三十五さんという方のお名前が元となっております。
直木三十五という名前はペンネームで本名は、植村宗一さんといい小説家、脚本家、映画の脚本なども手掛け多岐にわたる活躍をされていました。
直木賞は、1935年より創設され年2回(毎年1月と7月)の選考会が開かれており新進・中堅の作家さんへ贈られる大衆小説の賞になります。ここ最近では、中堅やベテラン作家さんが選ばれることが多いです。
大衆小説は娯楽性に重きを置いている作品よ。
エンターテイメントの作品などもそうね。
芥川賞とは?
もうひとつ有名な文学賞では、芥川賞がありこちらは新人作家さんが受賞対象となり、芸術性などに重きを置いている純文学を主に選考されています。
正式名称は、芥川龍之介賞(あくたがわりゅうのすけしょう)です。
ご存知の通り、あの芥川龍之介さんの名を冠した文学賞です。学生時代に羅生門などの作品に触れていると思います。ここ最近では、芸人の又吉直樹さんの「火花」が有名ですね。
芥川賞・直木賞ともに主催は同じ日本文学振興会が行っております。
1935年に菊池寛さん(きくちかん:文藝春秋の創設者)が両賞を創設しました。選考の時期も同じですね。
どちらも正賞として懐中時計、副賞として100万円が贈られるの。
懐中時計は、一生の名誉になるよね。
ちなみに、ダブルで受賞することはないんです。
どちらかを受賞したら、もう一方からは外されるんだよ。
芥川賞・直木賞の違い
両賞の違いをまとめてみます!
📚作品ジャンル:純文学
📚選考対象:新人作家
📚作品の長さ:短編〜中編作品から選考
📚受賞後:「文藝春秋」に掲載される
📚作品ジャンル:大衆小説
📚選考対象:新人〜中堅・ベテラン作家
📚作品の長さ:短編〜長編作品から選考
📚受賞後は:「オール讀物」に掲載される
芥川賞・直木賞ともに有名な文学賞であり、どちらが格上なのか?などはありません。
そもそものジャンルが違うからね
まとめ
いかがでしたでしょうか。
私は最近、読書をするようになって以前から何か聞いたことある文学賞!程度の知識ではあったのですが、この賞が創設された歴史や作品、または対象ジャンル、選考方法の違いが明確になりさらに関心が深まりました。
芥川賞・直木賞の発表は2021年の1月20日となっておりますが、その日までにノミネートされた作品を手に取ってみようと思います。
ちなみに、私は妻の勧めで直木賞にノミネートされている加藤シゲアキさんのオルタネートを読了しました。青春時代を思い出しました!若い世代から私のようなアラフォーまで楽しめる、そんな作品でした。
ノミネート作品はまだまだ、たくさんあるので発表までに読書を楽しみます!
昔からファンなのよ。私。
皆様の参考に少しでもお役に立てればと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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