こんにちは!コタローです。
(@kotaro_kaigo_v)
今回は、【社会福祉士】基礎研修Ⅰ「所属組織以外のソーシャルワーク実践について学ぶ」を解説をしていきます。
この項目では、他領域におけるソーシャルワーカーとしての社会福祉士の役割を担う所属組織以外の施設や事業所で活躍する先輩社会福祉士から話を聞き、ソーシャルワーカーとしての現状と課題を考察していきます。
- インタビュー形式なので質問を決めておく
- 日ごろ関わりのある職種の方から話を聞く
- 正解はないので自分の意見を書く
私は在宅ケアマネジャーとして働いているため、ソーシャルワーカーとして働く社会福祉士の方々と関わる機会も多かったので書きやすい項目ではありました。
しかし、介護・福祉分野で働いているわけではない方には少々難題かもしれません。
所属先以外の先輩社会福祉士の方を探す方法として、社会福祉協議会や独立型で事務所を構えている方に事情を説明してお話を伺うのも一つの手です。
また、SNS等でアポイントを取ることも有効だと感じました。
中間課題|所属組織以外のソーシャルワーク実践について学ぶ
私がまとめた文章を紹介します。
↓ここから本文です。
基礎研修受講番号:○○○○○○○
氏名:○○ ○○
1ヶ所目は、地域包括支援センターで社会福祉士として活動されている方にお話をお伺いすることができた。
地域包括支援センターは、地域住民の総合相談窓口としての機能を担っており、相談分野は多岐に渡り介護、福祉、医療、保健などの相談をすることが可能となっている。
今回の話をお伺いできた地域包括支援センターは、特別養護老人ホーム・通所介護が併設されており、どのようなサービスを利用したらよいのか分からない地域住民に対して1カ所で相談とサービスの調整に至る機能を発揮する、ワンストップサービスの拠点でもあるとのこと。
地域包括支援センターでの社会福祉士としての役割として、①総合相談事業②介護予防ケアマネジメント事業③包括的・継続的ケアマネジメント支援事業④権利擁護事業と幅広い分野での活動をされており、在籍する職種として保健師/看護師・主任ケアマネジャー・社会福祉士の3職種の構成となっている。
この3職種が相互的に作用し合い、地域の総合的な相談を受け解決に向けて活動をしている。
また、多面的支援の展開として行政機関、児童相談所、保健所、医療機関、居宅介護支援事業所などへ必要なサービスへ繋ぐ役割もあるとのこと。
地域包括支援センターの社会福祉士としての現状と課題について、話を伺ったところ①「地域や相談者との信頼関係の構築」②「地域のネットワーク作り」に課題があると感じているとのこと。
1つ目の地域や相談者との信頼関係の構築については、さまざまな問題・課題を抱えた方々の支援を行うため権利擁護や介護保険、地域の社会資源の知識が必要になる。そのため常に新しい情報を持っていなければならならないため、自己研鑽は怠れないとのこと。
また、信頼関係の構築には時間がかかることや援助を拒否される方もいる。
そういった場合にどのようなアプローチや支援を行なっていくのかを精査しなければならない。限られた業務時間内の中でどのように効率よく支援対象者にマッチした情報やサービスを提供できるのかが課題となっている。
2つ目の地域のネットワーク作りについては、クライエント・家族・地域住民・民生委員・行政機関・医療従事者・介護従事者等とのネットワークを構築することも大きな役割であるとのこと。
今後の2025年問題に対処できる地域包括ケアシステムの構築やクライエントが安心して暮らせる地域作りのための活動のために今後はさらに地域ネットワークとのつながりが重要になっていくと感じているとのこと。
地域ケア会議の開催や認知症カフェなどの開催をし、常にクライエントや地域にとってよりより社会資源の発掘をおこなっていく必要性がある。
このような現状・課題を感じていることが今回の話から聞き取れることができた。
社会福祉士という資格は取得しているだけでは地域包括支援センターの仕事をこなせるわけではなく、常に自己研鑽と地域とのつながりや社会資源の発掘に努めることが必要であると学ぶことができた。
○○○○文字
以上になります。
レポートを書くときに気をつけること
- ですます調は使わない
- 〜である調でしめる
- 事前課題に正解はないので、自分らしく書く
- PREP法を取り入れると文章が書きやすくなる
まとめ
中間課題はレポートが6つもありますので、時間に余裕を持って取り組むことをおすすめします。
特にこの項目では、インタビュー+レポートとしてまとめる必要があるため、相手方の話を聞かせてもらえる時間調整や書く時間も必要になります。
基礎研修Ⅰの中間課題の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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