こんにちは!コタローです。
(@kotaro_kaigo_v)
今回は、【社会福祉士】基礎研修Ⅰ中間課題の「倫理綱領・行動規範の理解」について解説をしていきます。
この課題では、行動規範に記載されている項目の中から「自身の日頃の実践で深く関わりのある行動」と照らし合わせて論じていきます。
行動規範の項目から2つ選び、ひとつの項目につき1200文字程度にまとめます。
- 行動規範の中から業務と関わりのある項目を選択
- 行動規範の中から興味のある項目を選択
- 正解はないので自分の意見を書く
行動規範を読み込み、自身の業務内容と関係性が深いもの・興味のある項目を選択すると書きやすい課題です。
文字数は1200字程度とボリュームがあるので、できるだけ自身の業務内容を取り込み話を膨らませていきましょう。
中間課題|倫理綱領・行動規範の理解
私がまとめた文章を紹介します。
↓ここから本文です。
基礎研修受講番号:○○○○○○○
氏名:○○ ○○
10.差別や虐待の禁止から、「10−2:社会福祉士は、差別や虐待を受けている可能性があるクライエントを発見した場合、すみやかに対応しなければならない」を取り上げまとめた。
私は、在宅介護で介護支援専門員として勤務をしており、虐待・差別を受けている可能性があるクライエントを発見した場合は、すみやかに地域包括支援センターや行政機関・関係機関との連携を図り解決に向けての支援内容を検討している。
在宅介護における虐待・差別とは、身体的・精神的・経済的・性的虐待のほかネグレクトがあり家族介護者や援助者がおこなってしまうケースがみられる。
特に身体または生命に重大な危険が生じている場合の虐待を発見した場合は、すみやかに通報を行う義務があるため早期発見・対応が求められる。
私自身の経験上から認知症を抱えているクライエントへの虐待・差別はクライエント自身が訴えることが難しく、家族や援助者も隠蔽してしまう傾向にある。
虐待・差別はなぜ起こるのかを紐解いたときに感じたことが、介護を行う環境が整っていないこと、家族介護者も問題を抱えている、援助職の知識・スキル不足が挙げられる。
そのため、家族介護者による虐待・差別に対しては、定期面接の際に現状を詳細に聞き取り困難に感じていることや言動、自宅内の環境、クライエントの様子を観察していくことに注力をしている。
些細な部分からでも情報収集を行い、居室内の清潔が保たれていない・クライエントの着ている衣服の汚れ・栄養状態・痣などの外傷・怯えた様子などいくつもの情報がある。
相談援助職の働きかけとして、家族介護者に対して介護負担が軽減できる情報を早期に提供をしておくことで虐待・差別につながる可能性をできる限り下げておく必要がある。
また、クライエントに対しては、意思の表出がしやすいよう個別面談ができる環境を整えることも重要である。
双方に相談できる場所があるということ、社会資源・援助が受けられるという認識を持ってもらい安心感を与えることが社会福祉士としての大きな役割であると言える。
援助職の知識・スキル不足が虐待・差別につながるケースも多く見受けられる。
ただ単に知識・スキルが不足しているため援助者のみの責任と考えず、勤務している職場の環境も加味していく必要がある。満足な教育や指導を受けられず放任されることも虐待や差別をおこなってしまうことに繋がると考える。
そのため、援助職の虐待・差別に対しては、定期的なスーパービジョンやOJTを繰り返し行い援助者としての資質向上を図れる環境の確保を行うことが重要である。
援助者自身も現在の知識・スキルに満足することなく自己研鑽を高めていく必要もある。
私自身は、相談援助職として虐待・差別を発見することやクライエントに対していかなる肉体的・精神的苦痛や損害を与えないよう今後も研鑽を積み知識・スキルを習得していくと共に培ったものを地域へ提供できるよう働きかけていく。
○○○○文字
以上になります。
レポートを書くときに気をつけること
- ですます調は使わない
- 〜である調でしめる
- 事前課題に正解はないので、自分らしく書く
- PREP法を取り入れると文章が書きやすくなる
- 行動規範から自身の経験を踏まえて書けそうな部分を引用する
まとめ
この項目は、中間課題に中でも書きやすいかと思います。
自身の日々の実践を行動規範に照らし合わせて論じていくので、自分自身の業務の振り返りにも最適な課題だと感じました。
また、中間課題は6本もあるため時間に余裕を持って取り組んでいきましょう。
基礎研修Ⅰの中間課題の参考になればと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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