こんにちは!コタローです。
(@kotaro_kaigo_v)
介護の資格はさまざまな種類があり、国家資格から民間資格も合わせると本当に数多くの資格があります。
その種類の多さに、本当に役に立つ資格はどれなのか?と迷ってしまう方も多いと思います。
今回は、そんなお悩みを解消できるよう実際に現場で役に立つ資格を5つ厳選しましたのでご紹介します。
- 介護業界に興味をお持ちの方
- 介護の資格取得をお考えの方
- 実際に現場で働かれている方
オススメする介護の資格5選
まずは基礎的な介護の知識と技術を学びたい方向けです。
介護職員初任者研修(旧ヘルパー2級)
介護士への入門資格となります。
資格取得の要件などもなく3ヶ月程度の短期間で取得することできるところも魅力的です。
資格取得後は、施設・在宅サービスでの幅広い範囲で活躍できる資格で、介護の基本知識や理念、介護方法等を学ぶことができます。
以前は、ヘルパー2級と呼ばれていましたが、現在は初任者研修と名称と変更になっております。スクールでのカリキュラム修了後には資格試験があります。
実務者研修
初任者研修よりも専門的な知識、介護技術を学習できます!
現在は介護福祉士の受験資格にもなっており無資格・未経験の方もこの資格から取得することも可能です。
また、訪問介護ではサービス提供責任者にもなることができます。
取得期間として無資格の方であると約6ヶ月ほど、初任者研修修了者であれば2〜3ヶ月程度かかります。
ここまでくるとリーダー職です。
介護福祉士(国家資格)
現場ではリーダー職、管理者クラスの役職も目指せる資格になります。
介護福祉士を取得すると介護職のエキスパートとなり、新人介護職員の育成や利用者様へのサービスコーディネート、事業所運営を担います。
介護福祉士を取得するまでには実務経験3年(実働日数540日以上)、実務者研修を修了することで受験資格が得られます。介護福祉士国家試験(筆記)に合格し資格登録をすることで介護福祉士と名乗ることができます。※受験資格には専門学校に通う事などにもより変動してきます。
介護支援専門員(ケアマネジャー)
相談業務のエキスパート職です。
介護の現場で培った知識を生かし直接的な介護から間接的なサポートを実施します。間接的なサポートと言っても介護保険制度や総合支援、行政との各種調整と幅広い知識が求められる資格です。
受験資格として※1.該当の国家資格に5年かつ900日以上従事すること、相談支援委員・生活相談員等として5年以上900日以上従事することが定められています。
受験し合格した後に規定の研修を修了することで介護支援専門員として業務が行えます。
※1.医師、歯科医師、薬剤師、保健師、助産師、看護師、作業・理学療法士、精神保険・社会福祉士、介護福祉士、視能訓練士、義肢装具士、歯科衛生士、言語 聴覚士、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師、柔道整復師、栄養士などの実務経験を積むことで受験資格を得ることが可能です。
介護事務
裏方仕事が多いけど、良い事務員さんがいる事業所は事業運営が円滑!
縁の下の力持ちとして、介護職やケアマネジャーの頼れるサポート役です。
毎月の保険請求や施設・事業所の窓口業務、電話対応が主な業務です。
その他、関係機関との連絡や公的な書類の作成なども担います。
事務仕事を軽視される方もいますが、とても大切なお仕事です。請求関連などや事業所の運営に必要な連絡相談まで幅広く重要な仕事になります。
取得期間として約1.5ヶ月〜2ヶ月程度となっております。
資格取得のスクール選びは慎重に
上記で挙げた資格に興味を持ってくださった方にお伝えしたいことは、「スクール選びは慎重に行うべき」ということです。
なかでも受講料金や通学先の場所、その他にも就職の支援体制などは会社によって違ってくるからです。
そのため、自分のペースで受講できるスクールを探しは「資料請求サイト」を活用することをオススメします。
条件にあったスクールを全国エリアで検索をすることができます。
仕事や子育てで忙しい方にこそ、資料請求サイトを活用してもらいたいです。
無資格でも就業可能なの?
結論からお話しすると、訪問介護のみ初任者研修修了が必要になります。
これは、訪問介護ではヘルパーが一人で利用者様宅に訪問しサービス提供を行うため、介護技術や介護を行う環境、利用者様の状態観察など専門的知識が必要だからです。
また、訪問介護では直接お体に触れる「身体介護」があり、身体介護を行う場合は初任者研修の資格が必要となってくるためです。
しかし、介護業界自体が人員不足に陥っており無資格の方でもデイサービスや施設では多くの働き手を求め積極的に採用をしております。
現に私が勤めていた施設でも多くの無資格の方を採用し一緒に働いてきました。
また、無資格での採用後に資格取得のためスクールに通えるよう手配をしてくれる施設もありますので、働きながら資格取得ができるところもあります。
訪問したときに意識を失ってしまっていることや急な病状変化がみられることもあります。また、一概に訪問介護のみではなく、施設サービスでも毎日の利用者様の状態観察や他職種の方との連携は重要です!
おわりに
今回は介護の資格オススメ5選を紹介させていただきました。
資格取得をすることで、利用者様への安心・安全な介護サービスの提供や信頼関係の確保もすることができます。
また、資格を取得することで給与やキャリアアップも目指すことができるので、資格を取って損はありません。
現在は働きながら資格取得ができる支援・促進制度も各市区町村でも整ってきておりますので興味がある方は一度、挑戦してみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
コメント