こんにちは!コタローです。
(@kotaro_kaigo_v)
職場での人間関係にお悩みを抱えている方は多いと思います。
介護職間では、利用者様に対するサービスを「チームで行うためリアルタイムでの情報共有が重要」です。
しかし、思うようにコミュニケーションが取れない上司や同僚がいたり、言いたいことが言えない雰囲気・環境であったり、苦手意識を持ってしまう職員さんもいます。
そのため、「良質なサービスへつながらないといった事態」も起きかねません。
そんなときに、活用してもらいたいコミュニケーション方法についてお話をさせていただきます。
介護職の退職理由上位は人間関係のトラブル!
人間関係がよかったら仕事も続けやすいですよね。
職場での人間関係に悩みを抱えている方
上手な人間関係の築き方を知りたい方
介護職|仕事の疲れの正体?
他職種が混在する施設、少数精鋭でサービスを行う訪問介護…ともに小規模な空間で毎日の業務を行なっています。
その小さな空間の中でも施設長派や主任派などの派閥があったり、意見・見解の不一致から介護部門と他部門との関係悪化も見られます。
それだけではありません…
悲しいことに一生懸命にケアをしている利用様や家族様からのクレームや心ない言葉で心は傷つき挙句、会社の経営方針と現場の温度差…上司からのパワハラ、人手不足のための無理な残業…挙げれば枚挙にいとまがありません。
どれも耳が痛くなるくらいよく聞きますよね。
仕事のやりがいはとてもあります!
でも、職員同士のコミュニケーションがなかなかうまくいかない…
これらが介護職の疲れの正体ではないでしょうか!
心身の疲労が溜まるとどうなるか?
- 労働意欲の低下
- 不眠
- 食欲不振
- 胃腸の障害
- 他人に無関心になる
- 自信がなくなる
- 怒りっぽくなる
- 極度の緊張状態からミスが多くなる
などなど、経験をしたことがあるのではないでしょうか。
昨今、ニュースで見かける虐待も職場環境によっては、満足な技術指導やメンタル面での教育もしてもらえず、疲労が溜まり結果、虐待などに及んでしまうとういことが少なくともあると思います。
疲労が溜まってくると、いっそのこと今の職場を辞めてしまえば楽になるんじゃ…となります。
せっかく入った新人さんもこのような職場環境が嫌になり、すぐに退職してしまう。
採用にかかる費用もさることながら退職者が出ると現場の士気も下がってしまいます。
人が入ってきてすぐに辞めてしまうことだけは防ぎたいですね。
辞めていく人をたくさん見てきましたが、やっぱり私自身もモチベーションが下がりますよ…
試してもらいたい!ちょこっとコミュニケーション5選
日常の何気ない会話をふやす
出勤時のあいさつだけでも良いので、こちらから先に声をかけてみてください。
先に声をかけることで相手をリラックスさせることができ、「私はあなたとコミュニケーションを取りたいという意思表示」にもなります。
または、昨日のニュースの出来事なども話すと会話の幅が広がります。自分が変われば相手の印象を変えることができます。
あいさつは、先にしたもの勝ちです。
孤立した職員を作らない
なかなか会話の輪に入れない職員もいます。そんなときは、こちらから積極的に話しかけてみましょう。
孤立している職員を会話の中心にしたり現場の主人公にしてあげることで、その職員が個性を発揮しやすいようになります。
個性を発揮できる場所を得られることで労働意欲の向上につながります。
悩みを共有する
利用者様やその家族様、他職員との関係性等に関する悩みは誰しも持っているものです。
しかし、悩みを誰にも言えない・相談できない職員もいます。
仕事なんだから我慢しなくちゃと思わず、何か悩んでいるのかな?と思ったら大丈夫?と声をかけてみてください。この【大丈夫?】の一言だけでも救われる職員もいます。
苦手意識を持たない
相手に苦手意識を持たないことです。
話しかけづらい職員に対する感情はどうしても悪いイメージになりがちです。悪いところのみに注目するのではなく、良いところに注目し褒めてあげることで、相手との距離感も縮まってきます。
普段から定期的に話し合いの場を作る
定期的なミーティングを開催すること。その他に飲み会の開催も効果的だと思いますが、コロナなどの影響や小さお子さんがいる職員など参加できないので、お菓子ミーティングなどであれば参加できます。
不思議とお菓子を目の前にすると普段聞けないポジティブな発言や言いにくかったこと話せたりと活発な意見交換ができます。
「コミュニケーション」は伝え方によって大きく変わる
コミュニケーションは量も大事ですが、「質」も重要です。
伝え方や受け取り方で、相手の印象は大きく変わります。
「まずは自分を知ること」が大切です。自分がどんな価値観を持ち、どんな性格でどんなクセがあるのか等を把握しておく必要があります。
介護の勉強でも学んでいることですが、自己覚知が必要です。
私は、「伝え方コミュニケーション検定」という資格を取得しました。
どのような資格かというと、性格統計学をもとにした伝え方や関わり方などを学ぶことができる検定です。
取得後、私も対人援助のあり方を再考し、より良い人間関係が築けるヒントを掴むことができました。介護職の方々には特にオススメしたい資格になりますのでチェックしてみてください。
おわりに
ちょこっとコミュニケーションは、一人ひとりの行動、心遣いが重要になってきます。
修復不可能な人間関係や慢性的な人手不足等でどうしても仕事を続けていくことが困難なときは、転職という方法も有効です。
体調や家庭環境を崩してまで、現在の職場にいる必要はあるのでしょうか。
介護職の皆さんは基本的に人に対する思いやり強く持っている方が多く、自分さえ我慢すればいいと自己犠牲を惜しまないことも多いと思いますが、自分自身も大事にしてあげてください。自分が幸せでなければ良いサービスには繋がりません。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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