こんにちは!コタローです。
(@kotaro_kaigo_v)
以前から気になっていた、「伝え方コミュニケーション検定(初級)」を受講し、資格取得をすることができました。
私は、訪問介護でサービス提供責任者として働いており、日々たくさんの方と接することが多く普段からコミュニケーションを取るときには人一倍気をつけています。
利用者様の身体状況や上司・同僚との人間関係など、日常業務を円滑に進めていけるよう相手に伝わりやすい言葉で引き継ぎや申し送りを行うように心がけています。
しかし、自分ではしっかりと伝えたつもりでも…
「実は相手に伝わっていなかった」ということが度々あります。
- お願いしていた仕事が進んでいなかった
- よかれと思って言ったら、逆に怒らせた
- 同じことを何度言っても動いてくれない
- 苦手な同僚に思ったことを伝えられない
- 意図と違うニュアンスで伝わってしまう
このようなことが私の職場では起きています。
しっかり伝えたつもりでも、なぜか伝わってないことはあるよね。
介護の現場では、チームケアが重要ですので申し送りや引き継ぎ事項が「伝わっていない」状態は問題です。
私は、円滑なコミュニケーションが図れる職場環境は離職率も下げられると考えているので重要視しています。
そのため、「伝え方コミュニケーション検定」が気になりました。
介護職の私が、この資格を取りたいと思った理由が3つあります。
- 職場での人間関係を改善したい
- 相手に伝わる言葉選びを学びたい
- 利用者様、その家族様との関係向上
このような理由から、「伝え方コミュニケーション検定」を学んでみたいと思いました。
今回は、実際に資格取得をした感想や講座の流れをご紹介させていただきます。
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伝え方コミュニケーション検定(初級)を受けてみた感想
「伝え方コミュニケーション検定:初級」では、よりよい人間関係を築くため、性格統計学をもとに「希望型」と「慎重型」にタイプ分けをおこない、5つの心理法則を活用した伝え方と受け取りかたを学ぶことができます。
伝え方コミュニケーション検定の概要を簡単に説明します。
それでは、受講した感想を挙げていきます。
- 「伝える」コミュニケーションスキルを学ぶ初学者の方にオススメ
- ウェブ上で完結し、スキマ時間で資格取得ができるのがうれしい
- 自分と相手の感じ方・受け取り方の違いを知るよい機会になった
以上が感想です。この内容を掘り下げていきます。
「伝える」コミュニケーションスキルを学ぶ初学者の方にオススメ
この記事を読んでくださっている方も同じかもしれませんが、私もたくさんのコミュニケーションのスキルに関する研修に参加してきました。
アサーション、アンガーマネジメント、ロジカルシンキングなどなど色々な種類がありますよね。
介護職の私は、傾聴や受容などの聞き取り側のスキルを学ぶ機会は多かったのですが、伝える技術に関しては学ぶ機会が少なかったのかなと思っていました。
この初級検定では相手を2タイプに分け、そのタイプに合った響く言葉選びとその方法を学ぶことができました。
そのため、私のような伝える技術を学びたいと思っている初学者の方にオススメしたい資格です。
ウェブ上で完結し、スキマ時間で資格取得ができるのがうれしい
受講から検定試験までウェブ上で完結できるので、お仕事や子育てで忙しい方もスキマ時間を活用して資格取得ができます。
「資格取得までの最短時間は約3時間です」。
初級検定では、5つの動画を見たあとにウェブ上で検定試験まで受けることができます。
動画は1つあたり25分前後の構成となっており、電車での移動時間やお昼休みなどを活用して受講をすることも可能です。
最後に受ける検定試験も10問となっており、10分程度で終わる内容です。
検定試験の難易度はどれくらい?
動画視聴をすれば答えられる内容です。ひっかけ問題みたいなのはありませんのでご安心ください。
検定試験は、択一式で記述などはありません。
合格基準が80点以上となっており、検定試験は2回まで受けることができます。
ちなみに、私は90点でした…明らかに選択ミスをしていたので検定試験のときは、よく問題を読んでみてください。
初級の内容は比較的やさしいレベルです。
初級では物足りない方や、さらにコミュニケーションスキルを高めたい場合は「伝え方コミュニケーション検定中級・上級」も用意されています。
自分と相手の感じ方・受け取り方の違いを知るよい機会になった
「相手」にとっての見え方や考えなどの価値観には多様性があることをあらためて学ぶことができました。
同じ言葉でも人によって、受け取り方や聞こえ方も千差万別です。
受講動画の内容は、講師と5人のモニター参加者が事例を交えたワークショップを通じて対話をしながら進んでいきます。
各セクションでは、モニター参加をされている方の意見なども聞きながら進めていくので、自分の考え方と比べながら学習していくことができます。
実際に受講してみて相手との価値観の違いがこんなにあるのか…?と驚きました。
普段は何となく相手と接しているけど、こんなに受け取り方や見え方が違うのには驚きました。
仕事や日常生活ではコミュニケーションには気をつけていましたが、まだまだ学ぶことが多いと気付かされました。
伝え方コミュニケーション検定(初級)で学べたこと
実際に伝え方コミュニケーション検定を受講し、学べたことを挙げていきます。
- 個人の感じ方ってこんなに違うの!?と驚愕
- 自分自身の伝え方の傾向を知ることが大事
- 伝え方も重要だが、受け止め・関わり方も大切
- 相手に「どのように聞こえたか」を考える
以上の内容を学ぶことができました。
個人の感じ方ってこんなに違うの!?と驚愕
自分と相手の価値観がこんなにも違うの?と驚きました。
ワークショップでは、「希望型」と「慎重型」という2つのタイプに分けられ、それぞれの持つコミュニケーションの傾向を理解し響く・伝わる言葉を学んでいきます。
同じ目的に対して、タイプ別に伝える言葉の種類により感じ方も違ってきます。
テキストの一例から抜粋すると、相手に歯磨きを促すときにどのような伝え方をするのか?というワークがあります。
自分が言われたらどちらの言葉が響く(やる気がでる・やる気がなくなる)でしょうか?
私は、慎重型なので「虫歯にならないように磨こうね」でした。
虫歯になる=痛くなるのは嫌なので、それじゃあ歯磨きしようかな…と、やる気が出ます。
かわって「きれいになるから磨こうね」と言われた場合を考えると、、
「別にきれいじゃなくても問題ない」と思ってしまうので、じゃあ磨かなくてもいいか…と、なります。
もちろん違う意見の方もいらっしゃいます。
受講動画のモニター参加者の方々も半々くらいに分かれていました。
感じ方・受け取り方は人それぞれです。あくまでも事例ですが、このようなワークを体験しながら学習を進めていくことができます。
自分自身の伝え方の傾向を知ることが大事
個人の価値観の違いを学んだあとは、自分がどのような伝え方の傾向があるのかを把握します。
私は慎重型なので、同じタイプの方には響く言葉選びができているかもしれません。
しかし、自分とは違う「希望型」の相手には響く言葉を伝えられていない可能性があります。
日常会話や仕事上での会話では慎重型の言葉を選んで伝えているため、意識的に希望型の言葉選びをするように心がける準備ができます。
そのため、「自分自身の伝え方にどのような傾向があるのか」を自分で理解しておくことが大切です。
伝え方も重要だが、受け止め方・関わり方も大切
伝わる・響く言葉選びをすることがこの、「伝え方コミュニケーション検定」の趣旨だと思っておりましたが、受け止め方や関わり方も同時に学ぶことができます。
それには、心理法則を活用したコミュニケーション術や相手のタイプを見極めるスキルを学ぶ必要があります。
伝え方コミュニケーション検定では、性格統計学をもとに「伝わりやすい言葉選び」や「関わり方」、「言葉の受け止め方」を具体化した実践ノウハウを学ぶことができました。
性格統計学とは、対人関係の統計学です。
16年間でのべ12万人にもおよぶデータをもとに、よりよい人間関係を築けるように開発考案されたコミュニケーションメソッドになります。
開発者は、伝え方コミュニケーション検定を運営している株式会社ジェイ・バンの代表取締役である稲場真由美さんです。
性格統計学について、もっと詳しく学びたい方は書籍も発売されていますのでチェックしてみてください。
「Kindleアンリミテッド」の読み放題で読めます
相手に「どのように聞こえたか」を考える
同じ言葉でも、人によって聞こえ方や受け取り方が違います。
私は、伝え方コミュニケーション検定(初級)を受講してから、相手のリアクションをよく観察するようになりました。
それは、自分の言葉が相手に響いているのかを確認するためです。
- 同僚に仕事をお願いするとき
- 苦手な同僚に思ったことを伝えたとき
- 利用者様へ訪問介護サービスの説明をするとき
このような場面でのリアクションを確認していました。
一番ハードルが高いと思っていた、「苦手な同僚に思ったことを伝える」ですが、実際に学んだことを試す実験のような感覚で伝えたので、緊張よりもどんなリアクションをするのかワクワクしてしまいました。
この検定とは関係ありませんが、リラックスして伝えることができたのは大きな成果です。
それで、その同僚の反応はどうだったの?
結果ですが、会話をする切り口が開かれたような感覚です。
自分も相手も苦手意識を持っていつも接している部分があったので、この検定講座を受けたことで相手のタイプに合わせた言葉で伝えることで苦手意識は解消されました。
これからは、もっとお互いの距離感を近づけてコミュニケーションを図っていこうと思います。
\職場の人間関係でお悩みの方に❗️/
▶︎「相手に響く言葉の選び方」を学ぼう
介護職の方にぜひオススメしたい資格
実際に介護職の私も受けてみて、活用できる資格であると思います。
介護は対人サービスであり、「伝える・聞く・受け止める」といった業務が重要です。
私たちが行う業務の中には、現場での介助、アセスメントやモニタリング、計画書の作成を基本として内部・外部事業者との連絡調整などのお仕事もあります。
こういった業務でも、「伝える」作業が重要になってきます。
利用者様への対応はもちろんですが、上司や同僚とのコミュニケーションも業務を円滑に行なっていくためには大切なことです。
この資格取得をきっかけに、コミュニケーションスキルに磨きをかけてみてはいかがでしょうか。
伝え方コミュニケーション検定の受講ガイド
実際に受講開始になった際の手順をご説明します。
マイページへログインができたら、テキストをダウンロードをします。
PDFでダウンロードできます。
動画視聴で学習をしながらテキストの穴埋めをしていくので、プリントアウトをしておくと便利です。
テキストは全19ページとなっており、そこまでかさばりません。
「伝え方検定初級 Eラーニング動画」のページへ進みます。
動画は全5本となっており、1本あたり25分前後となっています。
合計で約140分です。
動画の再生速度は標準再生から2倍速まで早めることができます。※動画の右下にある歯車のアイコンをタップすると再生スピードの調整を行うことができます。
そのため、忙しい毎日の中でもスキマ時間を活用して受けられるところが魅力的ですね。
検定試験もこの伝え方ラボのページから受けることができます。
問題は全10問で、80点以上で晴れて合格となります。
検定試験は2回まで受けることができますので、落ち着いて試験にのぞみましょう。
ひっかけ問題もなく、択一式の試験なので安心です。
試験合格後には、合格証書の発行手続きをおこないます。
必要事項を入力後、最短1ヶ月程度でお手元に資格証が届きます。
ウェブ上で受講から試験・合格証書の発行ができるので外出せずに資格取得ができます。
以上で全ての手続きが完了です。お疲れまでした。
伝え方コミュニケーション検定の種類と費用は?
伝え方コミュニケーション検定には初級・中級・上級の3種類の講座が用意されています。
階級が上がっていくほど、より深掘りしたカリキュラムを学習することができます。
講座名 | 初級検定 | 中級検定 | 上級検定 |
---|---|---|---|
カリキュラム | 性格統計学・思考2タイプ(希望型・慎重型)をもとにした、相手に伝わる言葉の選び方を学習。 | 性格統計学・価値観3タイプ(ビジョン、ピース、ロジカル)をもとにした、相手に伝わる言葉の選び方を学習。 | 初級・中級の内容も網羅して学ぶことができ、コミュニケーションからメンタルヘルスまで幅広い内容を学習。 |
受講費用 | ¥13,200(税込) | ¥33,000(税込) | ¥96,800(税込) |
受講期間 | 3ヶ月 | 6ヶ月 | 12ヶ月 |
最短取得期間 | 3時間 | 3時間 | 調査中 |
検定方法 | ウェブ試験 | ウェブ試験 | ウェブ試験 |
資格取得の勉強に不安がある方は、初級から基礎を固めていくのもありですが、中級から取り組むのもありです。
中級では、初級の内容も網羅して学習をすることができますので、時間に比較的余裕がある方などは中級からがオススメです。
お得に資格を取りたい場合は?
初級から資格の取得をし、中級を目指そうとされている方には「10日以内であれば差額分で中級講座を受けることができます」。
また、初級・中級取得後に上級検定を受ける方も差額分で受講することができます。
初級に合格し、10日以内に中級へ申し込んだ場合、、
中級の通常価格¥33,000から初級の金額(¥13,200)を引いた¥19,800で受けることができます。
お得に資格取得を目指す方には、期間内で申し込みを行うことをオススメします。
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よくある質問
※公式サイト「伝え方ラボ」より引用
まとめ
伝え方コミュニケーション検定(初級)では、性格統計学をもとに2つのタイプと5つの心理法則を学ぶことができました。
実際に受講してみて思うのが、日常的に役立つ資格であると考えます。
現代は、さまざまな「価値観」を持った人であふれており、複雑化・多様化しています。
昔は通用していたコミュニケーション技術も、時代にそぐわない考え方だと言われてしまうことも多くなりました。
そのため、このような時代だからこそ相手に伝わる・響く「コミュニケーションに特化した資格が必要だと感じています」。
仕事や子育て、友人関係にお悩みを抱えている方には、ぜひ「伝え方コミュニケーション検定」をオススメしたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
\自己肯定感アップにオススメ❗️/
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