こんにちは!コタローです。
(@kotaro_kaigo_v)
「居宅介護支援事業所」をご存知でしょうか?
長い名称ですが、簡単にいうとケアマネジャーが常駐している事業所のことを指します。
介護業界で働いている方は「居宅」と略して呼んだりしています。
介護認定が下りたあと、実際に介護保険サービスをご利用になる場合は、まず「居宅介護支援事業所で担当のケアマネジャーを探してください」と言われると思います。
居宅…介護支援?なにそれ…
そもそも、どうやってケアマネジャーを探せばいいの?
地域によっては、事業所一覧が載っている冊子をもらうことができます。
その中に「居宅介護支援」と目次に書かれている事業所がケアマネジャーのいる事業所ということになります。
この居宅介護支援事業所ですが、ケアマネージャーが常駐している事業所ということはご理解していただけたと思いますが、どのようなサービスを受けることができるのでしょうか?
今回は、居宅介護支援事業所についてお話をさせていただきます!
居宅介護支援とは?
介護を必要とされている方の心身状態や生活環境を把握し、居宅(自宅)において適切なサービスが利用できるよう、ケアプランの作成やサービス事業所、各関係機関(医療、行政機関など)との連絡調整を行います。
介護保険サービスの調整役といった役割を持ち、ご利用者様・ご家族とサービス事業所間を中立公正の立場で調整を行います。また、その他にも要介護認定申請の代行や更新認定申請を行います。
居宅介護支援の対象者は、基本的に「要介護1〜5の認定を受けている方」になります。要支援認定を受けている方は地域包括支援センターが担当となりますが、委託を受けることで居宅介護支援事業所でも対象となり得ます。
どのようなサービス内容を受けられる?
- 介護に関する相談
- 要介護申請の代行
- ケアプランの作成
- 関係機関との連絡調整
介護保険サービスを受けるためのケアプラン作成や介護認定の申請代行、関係機関との連絡調整を行います。また、介護に関する相談業務も重要なサービス内容のひとつです。
介護のことでお悩みを抱えている方の相談にも対応しておりますので、お気軽に相談してみることをお勧めします。
ケアプランの作成等、ケアマネジャーの業務内容の詳細は、「ケアマネジャーの業務とは?」からご確認ください。
費用負担はあるの?
費用負担はありません。
と言っても、もちろん無報酬で居宅介護支援業務を行なっているわけではなく介護保険で全額が支払われますので、ご利用者様から費用をいただくことはありません。
サービスとして受けられる「介護相談や介護申請の代行業務」などを含めてご利用者様の費用負担は発生しません。
おわりに
「居宅介護支援事業所」は、地域の介護に関わる相談窓口として重要な役割を持つことや要介護者の方にとって心強い味方です。介護にお困りであったり、要介護度を受けた場合は近隣の事業所へ相談をしてみることをお勧めします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
コメント