こんにちは!コタローです(@kotaro_kaigo_v)。
ケアマネジャーのお仕事は、スケジュールや給付管理はもちろんのこと
- ケアプラン作成・交付
- 介護度の認定期間
- アセスメントの実施
- 担当者会議の開催
- 利用者様の入退院
などの業務が必要になってくるため、これらの期間を管理する「手帳」は必需品となってきます。
しかし、手帳の種類はたくさんあり、どの手帳を使えば良いのか迷う…
今回は、そんなお悩みを解消してくれる手帳「ユーキャンケア実用手帳2022年版」をご紹介します!
大きさ | A5版 |
重さ | 362g |
ページ数 | 272ページ |
発売日 | 2021年8月27日 |
価格 | 1,628円(税込) |
ケア実用手帳とは、「生涯学習のユーキャンと現職のケアマネージャーさんたちが共同」で開発した手帳です。
2022年版は、2021年9月〜2023年3月まで書き込めるようになっていますので、年末年始に向けて手帳を2冊持ち歩くこともないので安心です。
現場でよく聞く介護用語や介護保険制度改正の最新情報(2021年4月の改正に対応)まで載っているので、ケアマネジャー未経験の方からベテランさんまで使用できる内容になっています。
ケア実用手帳のココがオススメ
使用し始めて1年が経過して思った感想です。
2021年度から使用しておりますが、2022年度版でも好評な記載項目については、そのまま踏襲されており、とにかく使い勝手が良いところが魅力です。
オススメ5選の内容を掘り下げていきます。
タスク管理がしやすい
毎月管理が必要な業務を「月間予定ページの上部」に記載できる欄があります。
- 今月更新される方
- 今月認定される方
- アセスメント
- サービス担当者会議
- ケアプラン作成・交付
- 利用者の入退院
6つの項目を記載することで、今月おこなうべき業務を一目で確認でき、頭の中が整理できます。
担当件数が30件を超えてくると、スケジュール管理だけでも忙しくなります。
介護度の更新やケアプランの交付など、期間のある業務をおろそかにすることはできないので、非常に助かる項目ですね。
週間スケジュールが便利
日付入りで週間予定を管理することができます。
支援経過を書くときに重宝しています。
タイムリーに支援経過に記録しておきたいですが、電話対応や急な訪問が必要になった場合はそうもいかないことがありますよね?
メモ用紙にチャチャっと残してあとで支援経過などの記録に落とし込もうと思っても、「あれ?このメモ用紙に書いてあることっていつのことだっけ…?」
なんてことを何度も経験してきました。
このようなことにならないよう、今ではメモ用紙ではなくケア実用手帳に書き残すことにしております。
「日付が入っているところに書いておける」ことが助かります。
欄が大きく書き込みやすい
月間・週間ともに書けるスペースが広いのが個人的にうれしいです。
忙しいときに、殴り書きになってしまうことがあるのでスペースが大きいと枠からはみ出さずに書けます。
スケジュール欄の横には「メモ書き」できるスペースもあるので、ショートステイの希望日程やちょっとした備忘録なども書き込むことができます。
訪問先での使い勝手が良い
週間予定表の横にはフリースペースが大きく設けてあるので、モニタリング訪問時や担当者会議の際に、ちょっとした変更点や提案なども書けます。
ページ巻末の方には、「サービス別単位数表」や「介護に役立つ資料」などもあるので、単位数をすぐに調べたい場合には便利です。
また、世相史付き年齢早見表もあり、そのかたの生まれた年の出来事などがすぐに調べられるので、新規の訪問時などには話の種として活用できます。
サイズがちょうど良い
A5サイズなので、はじめは少し大きいかな?と思いましたが、使用し始めてからは「この大きさでちょうど良い」と感じています。
やはり訪問先では、結構な情報量を記載するので少し大きめで書き込めるスペースが広いものを重宝します。
本体の重さも362gほどなので、持ち運びにも苦労はしません。
この他にも、「年間予定」や「研修参加」を書き込めるページもあります。
年間での予定を立てておくことで、焦ることなく業務に取りかかれます。更新やアセスメントをいつ行うのかが一目瞭然です。
研修参加後、事業所内で情報共有などをされる際に活用できます。
情報開示や実地指導でも、研修参加についての項目もありますので、書き残しておくと後々困ることもなくなりそうです。
超便利!ケア実用手帳には介護に役立つ情報が満載!
ケア実用手帳には、介護に関する情報が満載です。
【介護情報】
最新!介護の制度改正情報
サービス利用の流れ
高齢者向け施設の主な種類と概要
高齢者の日常生活自立度判定基準
主な人体部位の名称とリハビリ用語
医療行為にあたらない介護職が行えるケア
介護・医療保険の給付対象についての区分
住宅改修と福祉用具
介護予防の三本柱
気を付けたいバイタルサイン
検査などでよく使われる基準値
16種類の特定疾病
高齢者に処方されやすい薬剤とその作用
高齢者の権利擁護/身体拘束の禁止
請求前のチェック項目
【介護給付費サービス別単位表】
地域別単価
地域区分
介護保険サービスの基礎
単位数表の見方
サービス別単位表
【介護に役立つ資料・その他】
介護に関する用語集
医療に関する用語集
1日の摂取カロリーの目安
世相史付き年齢早見表
これだけの内容が1冊に集約されています。手帳機能もさることながらテキスト的な役割も兼ねています。
【ケア実用手帳】をオススメしたい方・しない方
とても便利な手帳ですが、オススメしたい方・しない方についてご紹介します。
相談業務をされている方には、特にオススメしたいです。
タスク管理がしやすく、ケアプラン作成・交付や介護度の期間の管理などの業務を行う方には必携だと感じます。
じゃあ、この手帳は「ケアマネジャー専用の手帳?」
いえ、この「ケア実用手帳」は、ケアマネジャーの業務遂行に特化していると思いますが、生活相談員やサービス提供責任者、はたまた介護職全般に活用できる手帳です。
なぜなら
ご利用者様の介護度更新や担当者会議への参加、アセスメント時期、計画書の作成日などを把握することは、どの介護職でも必要な業務です。
「現場介護職の方々も日々、多忙なスケジュールの中で書類作成をしているため、実地指導などへの対応や適切な援助のために必携の1冊だと感じています」。
介護の知識について利用者様や家族様から急に聞かれても、専門外だからわかりません!とはいきませんもんね。
この手帳があれば介護の基礎的情報は調べられます。
オススメしない方については、もっと軽くて小さな手帳が良いという方や介護情報などは必要ないという方には、もっとシンプルなスケジュール管理に特化した手帳をオススメします。
まとめ
ケアマネジャー業務は、より効率的に行うことが求められます。
それは、帳票類の作成や連絡調整等の業務が山積みだからです。
業務を効率的に行うためには
やはり「手帳は必需品」であるといえます。
いかにスケジュール管理や帳票作成を効率的に行うかが課題になってきますので、「仕事に使用するツールは特に気をつけて選ばなくてはなりません」。
昨年から活用している「ケア実用手帳」では、その山積みの業務を効率化できたと思います。
それは業務のタスクを一目で確認でき、頭の中を整理し業務に取りかかることができたからです。
「仕事の漏れがないか心配…」
いつもこのような悩みを抱えていた私ですが、今ではケア実用手帳が心強い相棒として活躍してくれています。
どの手帳を使用してみようか…とお悩みの方はぜひ一度、手にとって見てください。本当に使いやすくてオススメです。
ケアマネジャーや介護職の方の手帳選びの一助になればと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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