こんにちは!コタローです。
(@kotaro_kaigo_v)
介護の現場でよく起こるのが、申し送りをしたはずなのに聞いていないと言われることです。
業務上の些細なことから、利用者様のケアへと関連する大切な申し送りもあるので、
今回は、介護の現場で起こる「言った言わないの水掛け論」が起こる原因と対処法を解説していきます。
- 現場で言った言わないの問題を解決したい方
- 現在、申し送りなどの問題を抱えている方
言った言わないの水掛け論はなぜ起こる?
さまざまな理由から起こると想定されますが、大きく3つの原因があると考えます。
記録を残していない
せっかく申し送りをしていても、記録やメモなどに書き留めておかなければ曖昧な申し送りになってしまう可能性があります。
介護の現場は忙しく、記録やメモをとる時間もないかもしれませんが、利用者様や自分のためにも記録は残しておきましょう。
認識のズレが発生している
職員間でのコミュニケーションが図れていないことや、物事の捉え方が違ってしまうのはよくあることです。
お互いに確認をし合い、共通認識を持つことで認識のズレをなくすことができます。
ヒヤリハットなど情報が蓄積されていない
ヒヤリハットなどの報告が挙がっておらず、ミスや問題が起きた場合は再発防止策を立てるものです。
しかし、防止策・改善案を立てず問題をそのままにしている場合は、また同じ間違いを起こします。
言った言わないの水掛け論の対処法とは?
現役介護職が対処法を解説していきます。
普段からコミュニケーションを図る
注意をし合える関係性の構築や普段からコミュニケーションが取れていると、お互いの伝えたいことが簡単に理解できます。
仲良くするというより、お互いを知ることを大事にすることでコミュニケーションを図ることができます。
伝え方・伝わり方を意識する
相手にとって伝わりやすい言葉を選んだり、むずかしい専門用語を避けることを意識しましょう。
客観的に物事を伝え、抽象的な表現は避けることで相手に伝わりやすくなります。
書面で残しで全員で確認作業をする
議事録やメモなどに記録を残し、全員で確認作業をすることで共通認識を持つことができます。
その際、職員の漏れなく全員が確認することでより効果が増します。
対処法は、意識するだけでも有効です。
しかし、完全に言った言わないの水掛け論をなくすことが正直カンタンなことではありません。
一人ひとりの職員が意識を持って行動することが重要です。
まとめ
今回は、介護の現場での「言った言わないの水掛け論」についてお話をさせていただきました。
利用者様のことや毎日の業務のことなので、お互いに気をつけていきたいところですね。
介護の現場でお役に立てれば幸いです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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