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介護職に「円満退職」は必要?退職意思の伝え方と方法を解説していきます

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介護職に円満退職は必要か?
コタロー

こんにちは!コタローです。
@kotaro_kaigo_v

私は、介護業界で働いて20年の間に5回の転職を経験してきました。

転職の理由はさまざまですが、前向きな気持ちで決意をしました。

しかし、転職の数だけ退職の経験もあります。

ポジディブな理由で職場を離れることを決めましたが、中には後味の悪い辞め方をしてしまった職場もあり、月日が経つにつれ申し訳ないことをしたと反省することもあります。

実際に5回の退職をした経験から「介護職の円満退職は必要」だと感じています。

今回は、介護職に円満退職は必要?退職意思の伝え方と方法についてお話をさせていただきます。

この記事を書いた人
  • 在宅を中心に介護業界20年目
  • 介護福祉士/社会福祉士/ケアマネ
  • 現場から事業責任者を経験
  • 5回の転職活動を経験
コタローです
目次

介護職|円満退職が必要な理由

介護職の退職理由とは
コタロー

退職は円満に済ませておくことがベターです。

  • 強引に退職して引き継ぎをしなかった
  • 個人の理由で急な時期の退職となった
  • 一方的な理由で退職の意思を通した

このように退職をしてしまうと悪い噂を立てられたり、転職先での仕事に支障がでる可能性があります。

介護タロウさん

辞めた職場の人とはもう会わないから大丈夫でしょ?

いえ、介護業界は思っている以上に狭く辞めた職場の方とも関わる必要が出てきます。

たとえば、ケアマネジャーや生活相談員などで働かれている場合だと想像しやすいのですが、利用者さまのショートステイの申込みや入所の申請時などで外部機関と連携を取ることが必要になってきます。

このようなとき、前に務めていた職場の方と連携をしなければならなかったり、多少の無理をお願いすることがあるかも知れません。

もちろんお互い仕事ですのでしっかりと対応は行なっていきますが、以前の職場での立ち振る舞いや退職の仕方によって今後の仕事のやりやすさが違ってくるので、円満退職をしておくことがベターです。

コタロー

仮に転職先が同じ地域ならば尚更です。

退職の意思を誰に伝える?切り出し方を考える

働くなら大手?中小?

退職意思を誰に伝える?

退職を切り出すときにまず考えるのは、「誰に伝えるか」です。

最初に伝えるのは直属の上司です。介護職の上司は管理者や主任など普段の業務で関わる役職者がそれにあたります。

直属の上司を飛ばして人事課やエリアマネージャーなどに退職の意思を伝えてしまうと、上司のメンツをつぶしてしまうことになりかねません。

上司も「職場内で部下とコミュニケーションが取れていない上司」というレッテルを貼られてしまい、職場での評価を下げてしまいます。

そうなると上司との退職に関わる話し合いもスムーズに行われず、あなたの退職の妨げとなってしまいますので慎重に行いましょう。

退職の切り出し方

直属の上司に退職の話を切り出す際には事前にアポを取り、退職についての話をしたいと伝えておきましょう。

急に退職の話を切り出してもお互いに納得のいく話し合いはできないませんし、上司にも考える時間は必要です。

また、日常業務に支障が生じないように配慮して退職の意思を伝えると、上司も真剣に話し合いに応じてくれます。

退職の意向を受けた上司は、退職の段取りを決めるために上の役職の人達と話をまとめます。

そこで初めて正式に退職が決まります。正式に退職が決定するまでは同僚や先輩などにも言わないというのが円満退職のポイントです。

未決定の段階で退職の話が職場内で流れると人間関係がギクシャクした雰囲気になり、日常業務に支障をきたしてしまう可能性があります。

退職理由を明確に伝える

介護 転職 職場

いざ上司に退職意思を伝えたところ、引き止めに合う可能性が高いです。

職場の労働環境や人間関係であれば改善できるなどの提案や情に訴えてくることが考えられます。

しかし、退職の意志が固い・すでに転職先が決まっている場合には退職理由を明確に伝える必要があります。

  • 人間関係や収入面
  • 両親の介護のため
  • キャリアアップのため
  • 家族との時間を確保したい
  • 体力的にキツくて継続が困難

など理由はさまざまですが、ここで気をつけておきたいのは職場に対して「ネガティブな理由での退職にしない」ことです。

給与額や上司・同僚との人間関係での理由で退職したいと伝えると引き止めにあってしまいます。

そのため、今の職場では実現できないキャリアアップをしたいなどのポジティブな理由や体力面での不安・家族との時間を確保したいなどのやむを得ない理由を明確に伝えることで引き止めにあわなくなります。

退職の時期•タイミングを考える

介護の転職|コタローブログ

退職が決定したら次は辞める時期・タイミングを考えます。

ここで気をつけたいことは、

  • 自己都合を押し通して退職時期を決める
  • 引き継ぎの書類作成や申し送りおこなう

以上2つになります。

退職の時期・タイミングは、引き継ぎや書類作成のことも考えると2ヶ月ほどの期間がかかります。

また、職種によっては後任者を採用する必要があるかもしません。

会社の就業規則に退職についての項目があるので事前に確認しておきましょう。

法律上、退職は2週間前に行えば問題ないと言われていますが、介護の仕事は人が人を援助するため後任者がいないことには退職は難しいというのが実情です。

そのため、退職の意思が固まった場合にはすみやかに上司に相談を持ちかけておくことでスムーズに退職を行うことができます。

この他にも転職先が決まっている場合、入社日を早めにしたいため自己都合で退職日を決めてしまいがちですが、そこは我慢をして現在の職場のことも考えて行動しましょう。

円満退職を願うのであれば余裕を持った期間を設定し、自分と会社側で合意できる時期を導き出すことが重要です。

まとめ

コタロー

最後に退職するにあたり気をつけたいことをまとめます。

介護職|退職時の注意点
  • 退職しても以前の職場との関わりがある
  • 退職の意思は直属の上司から伝える
  • 退職理由は明確に伝えることが必要
  • 退職の時期・タイミングを考える
  • 余裕を持ち引き継ぎを行う

介護職の退職は円満に行っておくと今後の仕事もスムーズになります。

また、介護業界は狭いのでどこかで関わりを持つ機会があった場合にも助けてもらうことがありますので現在、退職をお考えの方の参考になればと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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