こんにちは!コタローです。
(@kotaro_kaigo_v)
2022年4月より、(一社)日本介護支援専門員協会がワークサポートケアマネジャーの認定制度の募集を開始しました。
6月16日現在、募集要項を確認しましたが既に申込み終了となっておりました。
今後も継続的に開催を予定しているとのことで、気になる方は日本介護支援専門員協会へ登録し、メールマガジンなどでチェックしてみてください。
ワークサポートケアマネジャーは、社会的な問題となっている介護離職の背景をもとに「仕事と介護の両立」を支援する専門家の育成を目的とした認定資格となっています。
ケアマネジャーは、ご本人の自立した生活を営むためのケアプラン作成や介護をする家族の支援も含めて業務をされていますが、この認定資格では介護をしながら働く方と企業のサポートすることがメインとなっています。
今回は、ワークサポートケアマネジャーの役割と目的について紹介させていただきます。
ワークサポートケアマネジャーの役割とは?
「仕事と介護の両立ができかつ仕事に意欲的に取り組めるように支援」がワークサポートケアマネジャーの本質です。
ワークサポートケアマネジャー|ガイドブックより引用
このように、介護離職の問題を背景として「仕事と介護」という問題をサポートする専門家としての活躍が期待されます。
企業に対し、仕事と介護の両立についての相談支援・情報提供や社会資源の紹介および仲介役として活動をしていくことが求められています。
また、産業医や社会保険労務士などの他職種との連携もすることが求められ、介護の知識のみならず労働関係法令や制度についても学ぶ必要があります。
企業で働く方に関わるものとして、労働基準法や育児・介護休業法は社会保険労務士が実務を行いますが、ワークサポートケアマネジャーに関わる関連法令知識となります。
ワークサポートケアマネジャー|ガイドブックがある
「ワークサポートケアマネジャー」をもっと詳しく知りたいという方向けにガイドブックが販売されています。
大きさ | A4版 |
重さ | 約630g |
ページ数 | 240ページ |
発売日 | 2022年6月4日 |
価格 | 3,850円(税込) |
購入は、日本介護支援専門員協会の公式ページから購入することができます。
実際に私も購入し読みました。
ワークサポートケアマネジャーを創設した背景から役割までを理解することができ、どのような仕事内容を担うのかを知ることができます。
ワークサポートの実践例もついており、よりイメージがつきやすい内容です。
私個人で思ったことは、ケアマネジャーの実務と似ておりアセスメント・ケアプラン作成・実施・評価といった一連の流れを当てはめていけるのでは?と感じました。
ケアマネジャーの実務にプラス労働関係の法令知識を付属させることで、介護と仕事の両立で困っている方を救える資格であると思いました。
まとめ
ワークサポートケアマネジャーの認定資格は、まだあまり認知はされていませんが、今後は介護離職の問題を抱える方達にとって大きな助けとなると存在になっていくと感じています。
介護の問題は、日常生活に大きく・重くのしかかってくる課題です。
ある日急に両親の介護が必要になったら?どのように対処をするべきなのか迷われると思います。
また、これから訪れる2025年・2040年問題と超高齢社会を迎えるにあたり、働く人々をサポートする専門職の育成は最重要課題です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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