【定期巡回・随時対応型訪問介護看護】の特徴とサービス内容とは?

定期巡回・随時対応型訪問介護看護 とは

こんにちは!コタローです

定期巡回・随時対応型訪問介護看護のサービスは、地域密着型サービスに分類され「日中・夜間を通じ、住み慣れた自宅で生活が継続できるよう介護と看護サービスを一体的」に受けることができます。

定期巡回」では、決まった時間にヘルパーや看護師が訪問し、入浴・排泄・食事介助などの身体介護や必要に応じて買物・掃除・洗濯などの生活援助を受けることができます。

随時対応」では、自宅内で転倒した場合や体調不良などの際にICT機器(ケアコール)を使用することで、事業所のオペレーターへ相談することでき、必要により自宅へ訪問します。相談は、24時間365日の対応を受けることができます。

1日に複数回のオムツ交換や水分補給、褥瘡予防などのための体位交換が必要な方や健康状態、転倒などに不安がある方にはとても心強いサービス内容になります。

今回は、「定期巡回・随時対応型訪問介護看護」がどのような特徴や援助が受けられるかを具体的にお話させていただきます。

目次

定期巡回・随時対応型訪問介護看護 対象者とマッチする方

定期巡回・随時対応型訪問介護看護は、在宅で生活をしている要介護者や介護をされる介護者の方にとって心強いサービスですが、利用対象者の条件や援助がマッチする方とはどのような方でしょう?

対象者

  • 要介護度が1〜5の認定を受けている方
  • 住民票のある地域のサービス事業所が対象

要支援の認定を受けている方は利用することができません。また、地域密着型サービスの特性上、お住まいの住所地にある事業所を利用することになります。

このような方にマッチします。
定期巡回・随時対応型訪問介護看護がマッチする方
  • 退院直後で、自宅での生活に不安がある方
  • 生活リズムが不規則であり柔軟な対応が必要
  • 1日に複数回の訪問サービスが必要な方
  • 疾患により、体調変化が懸念される方
  • 定時に服薬の援助が必要な方
  • 日中独居で見守りが必要な方

定期巡回・随時対応型訪問介護看護の利用を開始される具体例を見てみましょう。

  • 退院し自宅に帰ってきたが、筋力低下などによる転倒への不安がある
  • 疾患により、健康状態の変化が懸念され、早期の発見が必要
  • 食事の頻度や時間が不規則であり栄養状態の維持がむずかしい
  • 認知症などの疾患を抱えており定時に服薬をすることが難しい
  • 季節の変化により、室温調整や水分補給が難しい

このような状況からサービスの利用を開始されるケースが多いです。

訪問介護と定期巡回・随時対応型訪問介護看護の違いは?

決められた時間に訪問サービスの提供を受けられる点では、訪問介護サービスと変わらないのでは?と感じると思います。

では、定期巡回・随時対応型訪問介護看護サービスとの違いを比較してみましょう。

訪問介護
定期巡回・随時対応型訪問介護看護
  • 利用料は内容・時間により変動
  • 複数のサービスを併用できる
  • 緊急時に対応困難な場合がある
  • 柔軟性が低い
  • 利用料は定額制(包括報酬)
  • 併用できないサービスがある
  • 緊急時にはオペレーターが対応
  • 柔軟性がある

毎月かかる費用に関しては、訪問介護ではサービスの内容(身体介護・生活援助)・所要時間により利用料金が変動するのに対し、定期巡回・随時対応型では定額料金(包括報酬)となっています。

また、緊急必要時には定期巡回・随時対応型では24時間対応のオペレーターの配置がされているため転倒や体調変化の際には早急な対応を受けることができます。

かわって訪問介護でも緊急必要時などのカバーをすることは可能ですが、夜間帯やサービスが集中する時間に関しては、対応が遅くなることが懸念されます。

提供されるサービスの内容や頻度については、訪問介護では「ケアプランに準拠」し内容・頻度・時間などがあらかじめ設定されているのに対し、定期巡回・随時対応型では、「定期巡回等計画書」に基づいたサービスが提供されており、日に複数回の訪問が可能なことや利用者様の生活スタイルに合わせた柔軟な援助を受けることができます。

定期巡回・随時対応型訪問介護看護では併用できないサービスがある?

提供するサービス内容が重複することから併用できないサービスがあります。

  • 訪問介護
  • 訪問看護
  • 夜間対応型訪問介護

訪問介護・訪問看護ともに定期巡回・随時対応型に含まれているサービスのため複数の事業所に援助をお願いすることができません。

費用はどのくらいかかる?

定期巡回・随時対応型訪問介護看護には、訪問介護と訪問看護が併設されている「一体型事業所」と別々の事業所が連携を図る「連携型事業所」があります。また、介護度や訪問看護の利用の有無によりかかる費用も変わってきます。

厚生労働省 24時間対応の定期巡回・随時対応サービスの創設より引用

要介護1の方で訪問介護・看護を利用される場合は約8,300円程度(赤色)となっています。対して、介護のみの利用(青色)となると約5,700円ほどとなります。

この金額は、負担割合が1割の方の計算となります。年金・所得収入などの額により負担割合が2割〜3割となりますので、お手元の負担割合証を確認していただくか、担当のケアマネジャーの方に相談をしてみてください。

定期巡回・随時対応型訪問介護看護のメリット・デメリット

冒頭でも記載しましたが、定期巡回・随時対応型訪問介護看護は条件がマッチすることで安心したサービスを受けることができます。

しかし、利用することにより得られるメリットやデメリットもあります。

メリット

  • 定額制のため、複数回のサービスが必要でも費用がかさむ心配がない
  • 24時間対応のオペレーターが配置されており、緊急時などの早急な対応が期待できる
  • 夜間帯のサービスの心配をしないてもよい。家族介護者の負担軽減が図れる
  • 自身の生活スタイルに合った柔軟なサービスを受けることができる

デメリット

  • 複数回のサービスが必要でなく、頻度も少ない場合は利用料金が割高に感じることがある
  • 地域密着型サービスのため、住民票がある地域の事業所を利用することになる
  • 併用できないサービスがある

以上のメリットとデメリットをふまえて、どのような方にマッチするのかを考えます。

✔︎24時間対応や緊急時の対応が必要な方

✔︎身体状況により複数回の訪問が必要な方

✔︎退院直後でお一人で在宅生活が不安な方

このようなお悩みを抱える方にマッチします。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

定期巡回・随時対応型訪問介護看護は、条件が合うことで大変心強いサービスとなり得ます。在宅介護を継続していきたいという思いがある方には、ぜひ利用することをおすすめしたいサービスになります。

介護を受ける側も行う側も状況や環境により負担が増えてくると思いますが、長く続く介護生活には負担を軽減していくことが重要だと考えます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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この記事を書いた人

介護のお仕事を18年しております!
事業責任者、ケアマネージャー、サービス提供責任者、ソーシャルワーカーなどの経験あり!現在は、地域福祉に貢献したいという初心を思い出し地元都内で介護のお仕事をしております!

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