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【人生会議】 ACP(アドバンス・ケア・プランニング)について調べてみた

こんにちは。コタローです。
今回、ACPというものを知る機会があり調べてみることにしました。

ACPを知るきっかけになったのは、今年(2020年)はじめに職場のケアマネージャーと事例検討で看取り(ターミナルケア)のご利用者様の話をしているときに教えてもらったことがきっかけです。

ここ最近、介護職の私でも耳にすることが数回ありました。

介護の現場では、終活エンディングノートなどの話題は出てくることはありますが、日常生活上の身の回りのことだけでなく、重篤な病気になる前から人生の終末期に至るまで、ご自身のいずれ迎えるであろう「死」について向き合い、自身で意思決定をすることが困難になる前に行う重要なプロセスを指します。

介護士のコタローです!
この記事を書いた人
  • 介護業界で働いて18年
  • 介護福祉士・社会福祉士・ケアマネ
  • 主に在宅介護で活動をしており現場・ケアマネ業務・事業責任者を経験
目次

【人生会議】ACPとは?

Advance Care Planning(アドバンス・ケア・プランニング:ACP)といい、欧米で取り組みが普及している概念で日本では【人生会議】という愛称で呼ばれています。

日本では、2018年より「人生の最終段階における医療の決定プロセスに関するガイドライン」においてACPの概念が導入されました。

小難しい話はしないで、簡単に申しますと【もしものときに備えて、あなた自身がどのような医療やケアを希望しているかを事前に話し合っておく】ことになります。

もしもの時に備えるとは?

自身が重篤な病気となったとき、意思決定ができなくなった・意思決定能力が低下してしまったときと考えられます。

医療や介護の現場で考えられるのは、やはりガン末期の状態ではないでしょうか。

しかし、病気以外にも交通事故に遭ってしまうかもしれない…明日、急な体調不良に陥ってしまうかもしれない等、人はいつどうなるかなんて分からないので、事前に健康状態の変化などによってどのような希望があるかを考え話し合っておくことは重要です。

自身に生命の危険が迫ったとき、約70%の方はこれからの治療やケアについて自分で考え、決定したり他者に伝えることが困難になると言われています。

そのようなことにならないように、事前にどのような医療処置や延命治療・ケアの方針などをどう考えるか?を話し合っておくことが大切です。

終活やエンディングノートの作成もACPの側面を備えていますが、それだけでは不足している部分もあります。それは、話し合いの場を持つことや家族・医療従事者・ケアチームなどの介入があるということです。

【人生会議】どのようなことを話し合うのか?

人生会議で話し合う項目
  1. 自分の代わりに誰が意思決定をしてくれるのか?
  2. してほしいこと・してほしくないことはあるか?
  3. 大切にしてほしい事柄はあるか?
  4. 経済面での問題や不安はあるか?
  5. 医療処置等をどの程度行なうか?

自分自身の希望を伝えることができなくなった場合を想定して、いざというときに自分に代わって医療やケアについて話し合ってほしい人を選んでおきましょう。

急に自分自身の意見を他人に委ねるということは非常に難しいです。そのため、信頼のおける人を立てておくことで安心した生活や療養を送ることができます。

私の場合は、妻です。
配偶者以外では、兄妹や親戚、友人の方などという方もいらっしゃいます。

その他にも、してほしいこと・してほしくないこと、大切にしてほしい事柄なども重要です。

人の考え方は本当に十人十色です。例えば、どこで最後を迎えるのが理想・誰がそばにいてほしいのか・痛みがあるのは絶対イヤ・最後に食べたいもの、自身が信仰している宗教などもご自身で意思の訴えができない場合は、精神的な苦痛になりかねます。そうならないよう、あらかじめ家族、医療従事者、ケアチームと話し合いを重ねておくことが大切です。

これは治療方針などにも大きく関わります。どの程度の治療をするのか?延命治療はするのか?は、特にご自身で意思決定ができない場合は、ご家族がしなければならないため大きな心的負担になります。そのため、チーム内での情報共有も重要です。

コタロー

実際にやってみて感じたことは…
誰かしらに負担をかけてしまいそうと感じました。
できることなら、誰にも負担をかけたくないと思いましたが、なかなか難しいですね。良い練習になりました。簡単な質問に答えるだけなので、事前の練習にはオススメです。

まとめ

「死」について考える…ということをお話することに対しては、縁起でもない話をするな!と感じる方もいらっしゃると思います。

しかし、現代においては個人の尊厳を守ることが重要視されています。そのため、この【人生会議】を事前に行っておくことで、その方らしい生活を送れ、そして悔いのない人生を送れるようになると感じます。

健康な方も一度、ご家族と話をすることで今、何が問題なのだろうか?どんなことをやっておくべきなのだろうか?を見つめられる良い機会になります。

病気などになる前となった後では考え方が大きく変わる可能性もありますので、一度の話し合いで決定せず何度も話し合いの場を持つことで、お互いの信頼関係の構築や経過を理解することで、より人生を豊にすることができます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

SWELL

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この記事を書いた人

介護のお仕事を18年しております!
事業責任者、ケアマネージャー、サービス提供責任者、ソーシャルワーカーなどの経験あり!現在は、地域福祉に貢献したいという初心を思い出し地元都内で介護のお仕事をしております!

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