こんにちは!コタローです。
(@kotaro_kaigo_v)
訪問介護では、登録ヘルパーと常勤ヘルパーという働き方があります。
常勤ヘルパーと登録ヘルパーは何が違うのですか?
簡単に申しますと、フルタイム(正社員)のヘルパーです。登録ヘルパーとの違いは、給与体系が月給制となるところです。
月給制の方が確かに良いですよね。安定した生活費は必要ですし。
今回は、そんな常勤ヘルパーのお仕事内容とメリット・デメリットを解説させていただきます。
- パートから常勤ヘルパーを目指している方
- 施設介護から訪問介護への転職を検討中の方
- 現在、常勤ヘルパーとして勤務されている方
常勤ヘルパーと登録ヘルパーの違いは?メリット・デメリットについて
常勤ヘルパーと登録ヘルパーの違いをまとめます。
- 給料は月給制
- 勤務時間が固定となっている
- 直行直帰できない場合がある
- 空き時間に書類整理などの業務も行う
- 急な欠員が出た場合、休日変更もある
- 給料は実働時間分
- 基本的に直行直帰
- 訪問サービスのみ行う
- 勤務日時を自分で選ぶことができる
常勤ヘルパーとして働くメリットとして挙げられるのが、月給制であることや介護技術・介護保険法令の勉強ができる部分にあります。新規ご利用者様の援助などにもサービス提供責任者と同行しスキルの蓄積を行うことができます。
デメリットは、登録ヘルパーと違い勤務日時を選択できないことや日により直行直帰ができない日もあります。
登録ヘルパーより、正社員の方が良いということではありません。ご自身のライフスタイルに合わせて働き方を選ぶことが重要です。
常勤ヘルパーの仕事内容は?
基本的には訪問サービスがメインとなり、サービスがない空き時間では記録の整理や登録ヘルパーへの介護技術の指導・助言なども行います。
訪問サービスは、1日5件〜6件で稼働時間は、約5時間程度になります。
訪問介護は、自転車等での移動時間がありますので、休憩時間を除くと1日のほとんどが外回りになります。
また、サービス提供責任者の補佐的な部分もあり、研修の企画立案などの業務も行うことがあります。
常勤ヘルパーの給与はどのくらい?
所持資格や勤続年数などにより手当てが変わってくるとは思いますが、年収は310万円程度となります(2020年度就業実態調査より引用)。
年収自体は全産業よりも低くなっておりますが、常勤ヘルパーからサービス提供責任者やケアマネージャー、管理職までのキャリアップを目指すことで、年収アップを狙うこともできます。
常勤ヘルパーの1日の流れ
パターン1
9:00 出勤・朝礼
9:30〜10:00 1件目の訪問(デイサービスへ向かうための準備。排泄、整容介助など)
10:30〜11:30 2件目の訪問(買物代行、掃除など)
12:00〜13:00昼休憩
13:30〜14:30 3件目の訪問(入浴介助)
15:00〜16:00 4件目の訪問(夕食の調理、環境整備など)
16:30〜17:00 5件目の訪問(デイサービスから帰宅後の援助。更衣介助、トイレ誘導など)
17:30〜18:00 事業所内で記録整理等、退勤。
パターン2
8:30 出勤
8:45〜9:45 1件目の訪問(モーニングケア、排泄、食事準備など)
10:00〜11:00 2件目の訪問(買物代行、掃除など)
11:30〜12:30 3件目の訪問(昼食準備、食事介助、後片付けなど)
13:00〜14:00 昼休憩
14:30〜15:30 4件目の訪問(入浴介助、水分補給など)
16:00〜17:00 事業所内ミーティング
17:30 退勤
日により早出出勤などもありますので、フレックス制の勤務を導入している所が多数あります。
おわりに
常勤ヘルパーの仕事内容はお分かりいただけましたでしょうか。
登録ヘルパーと比べ勤務時間や報酬の違いはありますが、ご自身のライフスタイルに合わせて働くことが長続きするコツになります。
訪問介護では、外回りで自転車移動なども多く体力的に大変な部分もあります。また、悪天候などによりカッパを着て移動なんてこともあります。
外回りは嫌だな…と思われるかもしれませんが、逆に外に出て仕事ができるという開放的な部分に私は魅力があると思います。その他にも、ご利用者様だけのために1対1で向き合える援助を行えることにやりがいを感じています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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