こんにちは!コタローです。
(@kotaro_kaigo_v)
現在、介護職として働かれている皆さんは今の仕事を辞めたいと考えることはありませんか?
職場の同僚や仲間内からは、このような話をよく聞きます。
残業代もつかないし、給料も高くないので転職したい。でも、担当している利用者さまもいるので気が引ける…
給料には満足しているけど人間関係が悪いから転職したい。でも今より良い待遇での転職なんてできるのか不安…
どこで働いても介護職の仕事は一緒でしょ?でも今の職場はまわりの施設と比べて普通なのか気になる。
介護職が退職を考える理由はたくさんありますが、このような悩みをよく相談されます。
私は、介護業界で20年間働いており5回の転職を経験しました。
理由として人間関係であったり、収入面の問題から転職を決意しました。
今現在、退職を考えている方は「辞めた後の不安がある・本当に辞めるべきなのか」迷っていませんか?
今回は、このような悩みを解決できるよう「退職を考えるべき施設・事業所の特徴」について解説していきます。
介護職|退職を考えるべき特徴10選
辞めたいと思ってもなかなか踏ん切りがつかないこともあります。
しかし、このまま続けるのもツラい…
このように考えている方に退職を考えるべき特徴を10選を紹介します。
- サービス残業が多い
- 給与•賞与が低い
- 常に人手不足・退職者が多い
- 適正な評価が受けられない
- 希望休や有休が取れない
- 新人教育が雑である
- パワハラやセクハラがある
- 会社や自身に将来性がない
- 意見ができない・通らない職場
- 人間関係が悪い職場
この内容を掘り下げます。
サービス残業が多い
サービス残業が常態化している職場は早めに見切りをつけるべきです。
介護職の方は献身的な方が多い印象です。
そのため
- 帳票類の作成
- 施設行事の準備
- 現場と請求業務などの兼務
このような業務を現場仕事が終わったあとにやり始める方も多いです。
本来なら業務時間内にやるべき仕事ですが、そうも行かないときもありますよね。
しかし、この業務には残業代はつきますか?
利用者様のことを一番に考えている姿勢は立派ですが、無給で残業を行うことは仕事を長続きさせるためには望ましくありません。
自分を犠牲にしてまで仕事を続けることはモチベーションを大きく低下させてしまうため、サービス残業が常態化している職場は危険です。
給与•賞与が低い
スキルが高い職員ほど評価をされるべきですが、あなたの給与は仕事内容に見合っていますか?
介護の仕事は大変な仕事内容のわりには給与・賞与が低いと言われています。
職場によっては昇給なし・賞与なしというところも見られます。
もし、給与や賞与に不満があるのであれば求人サイトなどを活用して他施設・事業所と比較をしてみてください。
今の職場より収入が増える求人がみつかるかもしれません。
給与・賞与の額は仕事の意欲に直結する重要な項目です。
そのため、低いと不満を感じているならば退職を考えるべきです。
常に人手不足•退職者が多い
- 新人職員が入ってきてもすぐに辞めてしまう
- 人手不足で現場はいつも大忙し
- 休日出勤が多い
あなたの職場でこのようなことはありませんか?
新人さんが入ってきてもすぐに辞めてしまったり、退職者が多い理由は職場環境に問題があります。
高圧的な先輩がいたり、業務を教えてもらえない、無理なシフトの押し付けなどの理由が考えられます。
このような職場では、利用者様も安心して介護を受けられないし介護職員も気持ちよく働けず離れていってしまいます。
その結果、自分たちにしわ寄せがきてしまい負のループが起きてしまいます。
適正な評価が受けられない
不思議なことに仕事をしっかりこなし、残業せずに定時退社ができている職員が評価されずダラダラ残業をしているほうが評価されてしまうことがあります。
悪い風習ですね。
遅くまで残ったほうが仕事をしていると評価される職場からは早めに離れましょう。
また、一定以上の成果を上げているのにも関わらず評価がされない背景として、人間関係の良し悪しも考えられます。
ボス的な職員に嫌われているため、上司に悪い報告ばかりあげている人もいます。
このような状況では、どんなに頑張ったとしても評価されないため相手のせず他の職場を探すことが先決です。
私もそうでしたが、職場が変わると自分の評価も良い方向に変わる場合があります。
希望休や有休が取れない
冠婚葬祭や子どもの行事などがあるときに休みが取れない職場は避けるべきです。
人生で一度きりの友人の結婚式や子どもの運動会など大切な思い出として参加したいものです。
しかし、そんな時でも休めない職場は普通ではありません。
そのような職場は、慢性的な人手不足やパワハラが起きている可能性が高いです。
また、有休を取ることを悪いことだと考える職場にも問題があります。
人生の大切なライフイベントに参加できないような職場は退職を考えるべきです。
新人教育が雑である
人手不足が叫ばれる介護現場では、新人職員が入ってくることは喜ばしいことです。
しかし、入ったばかりなのに対応が難しい利用者様の担当や無理な業務を押し付けられた場合には退職を考えるべきです。
充分な教育ができていない状態で担当を持たせることは、新人職員にとっては大きなストレスとなります。
はじめは先輩職員と共に行動をしながら対応方法や介護技術を学んでいける職場でなければ長続きすることはできません。
無理を押し付けることが離職率を上げる行為だと気づいていない職場は危険です。
パワハラやセクハラがある
上司や同僚からの人格否定やセクハラ行為などがある場合は早急に職場を変えるか直属の上司に相談しましょう。
それでも解決できない場合は退職をすべきです。
人間関係を良好に保ちたいという考えから、「自分が我慢をすれば済む問題」と思わずにアクションを起こしましょう。
介護職は、ユニットなどの比較的小さな範囲で業務を行うことになりますので嫌な人ともシフトが被る可能性が高いです。
黙っていると相手のストレスの捌け口にもなりかねません。
長い目で見て継続して働いていける職場を選ぶことが重要です。
会社や自身に将来性がない
人材育成に力を入れていない・お金をかけていない職場は避けるべきです。
会社が利益を求めることだけに専念している場合は、会社も自分にも将来性がない場合があります。
職員のスキルアップやキャリア・待遇面の改善を考えない職場では、会社や職員の将来の展望がなく現状を維持していくだけとなってしまいます。
このような職場では、仕事に対するモチベーションも上がりません。
意見ができない•通らない職場
上司に対して・職場内でまったく意見ができない場合は退職を考えるべきです。
業務改善や利用者様の介助方法について、より良くなるような提案も受け入れてもらえない場合は自身のモチベーションが下がり不満やストレスが溜まっていきます。
こんな状態では、良い仕事はできませんよね。ケアの質を上げるための提案も却下されるような職場は避けるべきです。
また、トップのワンマン経営が根付いている職場も意見を出しづらいです。
トップの意思で全てが動いている状態では職場の改善にはなりません。
人間関係が悪い
介護職の退職理由で一番多いのが、人間関係です。
苦手な職員がいたり、言いたいことが言えない職場環境では長く勤めていくことはできません。
介護の仕事はチームケアで行う場合がほとんどであり、利用者さまの身体状況などの情報共有はタイムリーに行わなければなりません。
にもかかわらず、自分にだけ情報が回ってきていないことや無視をされているなどの状況がある場合は異動や退職を考えるべきです。
まとめ
今回は、退職を考える必要がある職場の特徴について紹介をさせていただきました。
みなさんが働いている職場では思い当たる項目はありましたか?
介護職の方々は本当に献身的な方が多いので、もう少しご自身の心や体のことも考えて仕事をしていただきたいと思い記事にしてみました。
介護の仕事が好きだと感じているからこそ、介護職として長く活躍していただければと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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